4時起きで、寒川の大谷芍薬園さん。
依頼を受けて、畑から花を切る作業の撮影に行く。
(といってもわたしはついていっただけ)
これ全部、芍薬です。
ただいま、出荷最盛期。
大谷さんのところは、路地咲きのみ。
出荷時期は、だから、とても短い。
ほんとうに旬だけの花。
色がしっかり出ている蕾が次々、切られていく。
固い蕾はきちんとゆるむまで切らない。
ひと株ずつに無理をさせない。
ゆったりと、丁寧に育てられた芍薬は、必ずさいごまで、咲く。
開いてしまったのをいただいて、生ける。
やっぱり、開いてこその花。
花もみごとだけど、香りもすごい。
家中が、芍薬の香りでむせかえるよう。