斑入り種の草木を育てていると、突然、斑のない葉が生えてきたりする。
そのまま放っておくと、どんどん、斑のあった葉も、ない葉に変わっていく・・・
緑の呪いか!
そんなホラーなことではないですが、
そういう不思議な現象がときおり起きます。
斑が入るということは、突然変異。
それが元に戻るというのは、
本来の自分の姿の記憶を思い出して、先祖返りする、といったようなことらしいです。
で、椿の挿し木。
今年に入って、椿の挿し木をしています。
挿すとき、葉っぱを半分に切ります。
木の負担を減らすため、と聞いたことがあります。
そこで問題が。
いちばん最後に挿したのは、金魚葉椿。
名前の通り、葉の先がフリル状になっていて、金魚のような形をしています。
半分に切るということは。
重要なアイデンティティである、キンギョなところを切ってしまうということ。
ご自分がキンギョだということを、忘れてしまったりしないかしら。
心配な私としては、思い切りわるく、キンギョな部分を残した枝も挿してみる。
そして現在。
おおむね、うまくいっている・・・ような気配です。
じょうろでの水やりも始めてみました。
乾かしすぎても、湿りすぎていてもいけない。
早く根が出るように、伸びるように。ちょっと乾き気味を心がける。
優しく、でも厳しめに。