二人の花展、1日目。

二人の花展、始まりました。
展示は、ギャラリーの2階。
あがって正面には、土の垂撥と鉄花入に、咲き初めの木瓜と、ごく小さな椿を。

早春の花は、まだ寒いうちに咲く力強さがあるけれど、
そのぶん、春の花がもつようなにぎやかさは持っていないのです。
ひっそりと、知らないうちに春が訪れるように。
しずかな花でお出迎えする、今回の展示です。

メインの場所は、
津田清和さんの黒いガラス器に、菜の花を。
井上さんが、東慶寺の畑から採ってきて、生けてくださいました。
現代美術のおもむきのある、林友子さんの土の平面作品と、合わせて。

沖縄で漆器を作っている、木漆工とけしさんの鉢に、なずなと初物の土筆!
木の素材感がいきる塗りが、何でもない素朴な花を引き立てて。

本日は、
雨風強いなかお運びくださいましたみなさま、ありがとうございました。

雨宮ゆかの在廊日につきまして。
金曜日〜日曜日は、教室とワークショップのため、東慶寺内白蓮舎におります。
よろしければ、気軽にお訪ねください。