冬と春のあいだで。

季節には切れ目がないのだ。
冬と春がスカッと入れ替わるのでなくて、いっとき同居している。
少しずつ冬の目盛りが下がって、春の目盛りが上がる、そんな感じなのだと思う。上がったり下がったり、シーソーしながら。

寒さの底。大寒の日々。
冬多め、春がじわじわと。
今月の日々花、月2クラスのレッスンのテーマでした。

花 蕗の薹 こぶな草立ち枯れ
器 長谷川奈津