京都の友人が、お菓子を送ってくれた。
思いもかけない贈り物。
この間、彼女の家から近いと知って、買いに行ったものの、
あいにくと定休日でしょんぼり帰ってきたのを、覚えていてくれたらしい。
味噌味のお菓子。松風。
この数年、なぜかとても好きなお菓子である。
むっちり、甘くて、しょっぱい。
一度、おいしさに気づくと、やみつきになる味。
この、蒸しパンに連なる食感、こどもの頃は苦手だった。
祖母は、蒸しパン好きだった。
「がんづき」なんて、嬉しそうに食べていたっけ。
食べるかい?と聞かれても、いらない!と断るのが常だった。
なのに、なのに。
どこで味覚の好み、変わったんだろう。
じつは、あのがんづきでさえも、つい先日、おいしい!と思うようになったのだ。
1時間歩くつもりが、3時間以上もハイキングするはめになったからか。
それとも、あの店のが、とくべつおいしかったのか。
よくわからないけど、おいしいのだから、それでいいか。
写真は、いただいた松風。
今日も、ひと切れ。
Yさん、ありがとう!!