包み紙の街。

一ヶ月前の話ですが。

便せん、花鋏、あられ、佃煮、古本。

先日の京都旅で、いただいたり、自分で買ったりしたもの。
どれも、紙で包まれている。

ビニール袋でもなく、紙封筒ですらない。
とくに頼まなくても、買い物をすると
紙で包み、渡されることが多いことに気づく。

袋に入れて、ハイ、と渡さないのだ。この街では。

包み紙はそれぞれ、お店の名前や絵が印刷されていて、
なぜかどれもグリーン系統でした。