おやゆび姫くらい?

ふと思ったけど、 このビオラ、もっと小さい。 こゆび姫くらい。 たしか、スミレリアン、という品種。 冬を越して、株もしっかり充実してきた。 このところ、花がきゅうに増えてきた。 もう切ってもいいかな。 いま、八分咲きの日...

小手毬の時季。

流通する切り花は、季節先取りが多い。 それでいいものもあるけれど、 ほんとうの旬にほしい、と思う花もある。 こでまり。 関東平野部では、4月の半ば頃から連休の頃に咲く。 気持ち的には、晩春か初夏の入り口の花だ。 ところが...

挿し木中です。

斑入り種の草木を育てていると、突然、斑のない葉が生えてきたりする。 そのまま放っておくと、どんどん、斑のあった葉も、ない葉に変わっていく・・・ 緑の呪いか! そんなホラーなことではないですが、 そういう不思議な現象がとき...

絵に描く。

写真より、絵のほうが伝えやすいこともある。 というわけで、 来月の教室で配る、通信のための絵を描く。 日々花的、花の図鑑シリーズです。 その花をその花らしく見せている何か。 たいていは、姿かたちにふくまれる、いくらかの特...

春の分かれ目。

昨日、書きながらアップし忘れてしまったので、 投稿2つ続きます。 春分の日。 くもり、今にも雨の降りそうな朝。 朝一番で出かけて、昼頃帰宅するときには青空がすこし。 向かいの林も、一気に春に目覚めた感じ。 キブシが萌葱色...

あたらしいうつわ。

新しいうつわを手に入れると、 料理する気がわいてくるように、 新しい花のうつわを手に入れると、 生ける気も倍増しにわいてくる。 先日買った、古いガラス瓶。 長い枝ものも生けられる、ちょっと大きめの瓶。 あえて、小さな花を...

春を招き入れる日。

3月16日。くもり。肌寒い日。 本日、薪の大移動。 のつもりが、大草取り大会になってしまった。 秋の終わりにとったのに、けっこう芽吹くものだ。 カタバミ、ノゲシ、ハハコグサ、キュウリグサ。 冬をじいっと堪え忍んできた草は...

AのかわりにB。

似て非なるものを使って、 差しつかえるときとそうでないときがある。 料理にかぎらず、いろいろな場面であることですが、 OKとNGの境は何なんだろう。 自分にとって許せることとそうでないこと。 ボーダーは、いつも揺らいでい...

しずかな桜。

桜の3月。 今月の日々花、月1クラスは「桜を生ける」。 レッスンの残りの桜を、持ち帰っていけました。 桜の花を生けると、時が止まったような気がするときがあります。 色のせいか、それとも静けさの似合う花だからか。 梅のよう...

ふわっとかるーい。

この空気感が身上の花なのですが、 ほんと、扱いにくい。 ちょっと気を許すと、すぐにお互い絡まり合ってしまいます。 それでも、このふんわり感は捨てがたい。 なるべく大きく生けたい草花のひとつです。 メラスフェルラ。 名前も...