海へ

昨日の海。大きく沖を漕いだ後に岸に近づく。干潟の迷路に入る。 取り残された小魚。又は井の中の蛙。

眺める旬。

ただいまのらぼうの花、最盛期を迎えております。 食べるより、咲く方が早くて、 あっという間に、食用に最適の時期を過ぎてしまった。 台所から見る、ゆらゆら風に揺れる花の眺めを楽しむのみです。 そろそろ抜いて、土を休ませなく...

おとこようぞめ、ビオラ。

ポスト下のビオラが、みごとにひと晩で丸坊主に。 ヨトウムシかなにかがいるらしい。 植物も虫も、春に目覚めたら、その勢いはとまらない。 あっという間に満開の、白い花は男ようぞめ。 秋には、楕円形の赤い小さな実をつける。 そ...

海へ

「風さん風さん、どうして吹くの?」 南風は予想より吹いた。たまらず岩陰に隠れて小休止。 今後の進路について一人会議をする。 地図にコンパスにペンに水に行動食をならべる。

ああ、今日もここへ

と、言っても土間ひとつ隔てた仕事場では今もプリンターがガタピシ動いているのだ。 プリント命令を出すわずかな時間で飲みに出ちゃうわけです。 寒い夜空です。

旅の後には。

4月に入って続いた旅の連続も、一段落。 3日以上不在にするときは、たいてい花も片付けていきます。 旅の荷を片付け、掃除をし、あたらしい花を飾ると、 通常生活に戻ったな、という感じがします。 ところが。 旅の時間が濃厚だっ...