カヤックトリップ12

帰りはひたすら富士山を目指す。カヤックは速足で歩く程度の速度だ。それでも徐々に大きくなる富士山はとても分かりやすいトリップメータといえた。

カヤックトリップ10

昼食上陸。復路の西伊豆。海の状態は好転してきた。行きでは見えなかった海岸に上陸。すでに5時間半漕いでいる。ここいらで小休止。昼食は、ハムチーズサンドイッチとコーヒー。上陸しようが洋上だろうが同じメニュー。食事より海だ。食...

カヤックトリップ9

それは唐突に表れた。まるでカヤックの到着を待っていたかのように。海亀です。思慮深げな眼差しを私に向けてゆっくりと潜っていった。驚いたことに数時間後の復路でも同じ場所で遭遇した。同じ亀なのだろうか?。今度はカヤックの下を交...

カヤックトリップ8

南伊豆に入る。伊豆の面白さは地形の変化にもある。今回漕ぐ沼津市、西伊豆町、南伊豆町と人間が描いた縄張りごとに地形が変わる。もっとも、地形ごとに人が張り付いたのだろう。よいよクライマックス。

カヤックトリップ6

黎明と言うのか、日の出前の薄明るい時間が好きだ。ただのんびり眺めていたいものだけど割と忙しい。500mmLの湯を沸かしコーヒーを淹れる。350mmLを保温ポットに入れる。ドーナツと残りのコーヒーで朝食を摂る。天気予報を確...

カヤックトリップ5

東洋のアカプルコと呼ばれた海岸に上陸。夕日を眺めながら小さな焚き木をおこす。カップに日本酒をそそぐ。アカプルコで食す伊豆干物はなかなかの美味しさと言えた。

カヤックトリップ4

自分の中の二つの人格が口論する。22km漕いだ。2時半になっていた。気分のいい入江が目の前にある。上陸しよう。だが、まだ漕げる。次のポイントは15km先だ。たどり着ければ、石廊崎を狙える。行く。行かない。行く。行かない。