寒くなってきたら。

朝の気温が10℃を切り出すころ、 植物の色がいっそう深くなる気がします。 西洋かまつかは、すっかり熟して落ちるばかり。 野葡萄も、宝石のような瑠璃色に。 赤と青。 洋服ならありうる組み合わせなのに、 花となると、ちょっと...

食パンを焼いた

食パンにはリズムがある。 歌いだしそうな軽やかな音感。 四角い。というのもいい。 楽譜のようだ。 上手に焼けるときめの細かい縦の気泡ができる。 楽譜のようだね。

畝7畝8の完成

スタジオ北側の開墾。 写真手前に青物が植わっているのが畝5と6。 その奥に支柱が寒々しくたっているのが畝3と4。 さらに奥。白いネットがかぶせてあるのが今日できた畝7と8。 小松菜、水菜、のらぼう、などの種をまいた。 正...

玄関前の薪置場

カヤックから帰り、用具の手入れをする。 ロープには収め方がある。 細いロープは右手の小指から親指に八の字がたに巻いていく。 テープ状のものはグルグルと海苔巻き式に巻く。 なぜか自動的に動作してしまう。 好きなパイプ煙草と...

緑の器。

吸い込まれそうな緑の色。 苔のようにしっとりして、常緑の茂みのように深い。 平野日奈子さんの花入れ。 緑のうつわは、料理もそうだけど、花もきれいに見せてくれる。 さて、何を入れようか。 咲き残りの菊と、枯れる一歩手前の枝...

照り葉のタイミング。

いつ切ろうか。 照葉は切るタイミングに逡巡する。 いのち短い花だから、きわまったときに。 でも、みずみずしさを失わないうちに。 庭のジューンベリーが、ちょうどいい具合に色づいている。 赤みが出てくるまで待ちたいけれど ど...

形からイメージする。

形に目を奪われる花瓶。 上部が張って、足にむかって裾窄まり。 この不安定さが、面白さ。 ちょこんと開いた口元に、きゅっと挿す。 線は伸びやかに。 生ける素材も、めりはりを求めてみる。 花 小楢、ろうや柿 器 林志保

バター解禁。

輪切りにして干した柿。 いわゆる干し柿だけれど、形が珍しくて買ってみた。 先週の日々花のおやつは、これを入れてバターケーキ。 バターと砂糖と粉と卵と。4つの材料を同量ずつのカトルカール。 とてもひさしぶりに焼いた。 バタ...