今では少なくなったどんど焼きですが、以前は
賽ノ神と呼び集落ごとに建てました。
作り方もそれぞれ特徴があります。
私の集落は昔は8戸でした。各家ごとを象徴した8本の杭を中央に打ち込んだそうです。
子供たちが中心の行事です。燃えさかる炎に体を温めます。風邪をひかないおまじないだそうです。おき火になったところで三又の枝で餅を焼きます。
形は俵型の餅です。以前は養蚕が盛んだったのでお蚕様を表していました。これは無病息災の縁起物。
焚き終えた地面には焦げた杭が残ります。
これはそれぞれが持ち帰り泥棒よけのおまじないとして玄関先に置いたそうです。
なんだか、まじないが多いです。