冬季五輪のバイアスロン競技のような撮影でした。
山を駆け回り、捉えて、撮る。心拍呼吸ともに乱れた中で的確に景色を切り取る。再び走る。その繰り返し。
構図を考える暇はありません。本能です。スナップの才能が磨かれます。
語学学習と同じでスナップは撮らないと腕が錆びます。いい訓練になりました。
紅葉を見つけたら自動的に撮る。そのような単純なことではございません。「紅葉が」「どのようにきれいなのか」を表現できないと失格です。つまりは写真言語の単純化です。
単純ではいけなくて単純にしなくてはならない。