少し前に子供のころ仲の良かった従弟が若年性認知症になってしまった。40年は会っていない。たまたま、僕が旅で見た写真をポストカードにプリントして送った。彼は無邪気に
ベットに貼って、いつまでも喜んでくれた。前後して。学生時代に気が合っていた後輩が病に倒れ、以降引きこもっていることを知る。僕は無力で何もできないが、時節の野原を撮ったポストカードを送った。
これまたとても喜ばれた。ポストカードにはなにか良い力があるのではないだろうか。
先週に僕の母が倒れた。父が亡くなり、都内で一人暮らしをしていた。このコロナで見舞いも出来ない。そこで写真ポストカードを送った。僕はプロカメラマンで不特定多数の誰かを相手に写真を撮ってきた。
ちょっと目先を変えて、あなたを力づけるポストカード活動もよいかなと思う。